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血液型とは、いったい何でしょうか?
血液型の名は知っていても、こう聞かれると、答えられる人は少ないようです。
「全身を流れる血の問題だから、性格にも影響するのでしょうね」
こんな風に思ってしまっている人も多いのですが、血液型は血の問題を言うのではありません。血液型は1901年、オーストリアのランドスタイナーという学者が血液の凝集反応の実験により発見しました。最初に血液中から発見されたため、血液型と命名されたのですが、実際は、血液中はもちろんですが、筋肉、内臓器官、脳神経系等、体の全細胞や体液中に止まらず、骨、爪、髪の毛一本にいたる全身から血液型が検出されます。後にそれが分った時に、学者らは「全身型」と訂正したのですが、既に「血液型」という名前が広く行き渡ってしまい、結局一般名称となってしまいました。
血液型を分けるものは血液型物質です。これは、遺伝子のアミノ酸配列の違いや転移酵素の違いを言うのですが、簡単に言えば糖類とタンパク質の複合物質で、糖鎖とも呼ばれています。これらの総称、血液型物質(O型物質、A型物質、B型物質)が、それぞれ全身に分布しているのだと考えて下さい。
血液型物質は、O型物質(H型物質とも呼ばれる)が基になり、それにA型転移酵素をくっつけたものをA型、B型転移酵素をくっつけたものをB型、A型とB型の両方の転移酵素を持つものがAB型となります。
近年、この血液型物質に代表する糖鎖の研究が進み、受精や細胞の生成、脳活動、免疫反応に至るまで、細胞同士のコミュニケーションをする重要な役割として注目されています。
人間の体質差を、単なる量的の違いでなく、このようにハッキリと物質の差で示しているのが血液型です。従って、血液型とは、その事実上の意味は人間の体質型であると言えます。
※参照)血液型物質について |
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