かれこれ数年前のことなので、少し古い情報ですが、某テレビで、「日本の過去から現代まで、あなたが偉人・英雄、あるいはスターだと思う人物は誰ですか?」というアンケート結果を紹介していました。
さて、上位からあげていくと...。
1位 坂本龍馬
2位 イチロー
3位 西郷隆盛
4位 織田信長
5位 清原和博
6位 宮本武蔵
7位 白洲次郎
8位 高倉健
血液型でみると、これはすごい偏りです。4名(1番、4番、6番、7番)の歴史上人物については血液型が判明していないのですが、残り4名は、なんと全員B型です。
そしてよくよく見ると、血液型が判らない他の人物たちにしても、伝聞される人柄や行動など、いかにもB型的な方々が多いのです。たとえば坂本龍馬など、いろいろな方面で開拓者らしい足跡を残していますし、宮本武蔵の並外れた研究熱心さなども、B型だろうと予測したくなるのです。
ときおりB型が、自分勝手、わがまま、マイペースなど、少々悪く言われがちな噂を耳にしますが、一方では、このように多くの人から尊敬されているのも、B型ばかりということなのです。人の世というのは、どうも矛盾が多いようです。
それにしても、決して人数の多くないB型さんが、これだけみんなに評価されてるとなると、研究者として、この特異な現象を分析しないわけにはいきません。ではB型の強みとはどんなところなのか、まとめてみましょう。
●常識や形式にとらわれない柔軟な思考、独自のアイディア性がある。
●物事を主観や観念的ではなく、科学的にとらえようとする。
これらの特性が、膠着した状態を打破したり、事態を切り抜ける時に発揮されると、思わぬ改革の道を見い出したりするのでしょう。そして、
●何かに熱中すると、その対象と同化するぐらいとことん打ち込む。
といった性質も、結果的に大きな成果につながるでしょう。
日常では、周囲と積極的に歩調を合わせないために、誤解されたり、ひんしゅくをかったりすることが多いのがB型ですが、むやみに同調しない、そのマイペースさこそが、何かを生み出す可能性につながるのではないでしょうか。そして周囲の人々は、実はそういうB型性に、秘めたる期待感を、どこかで感じているのです。
日本は、「出る杭は打たれる」、「他人に後ろ指をさされないように」、「人様に迷惑をかけてはいけない」…など、周囲からどう思われるか、どう協調するか、ということに必要以上に神経質になる傾向があります。
結局のところそれが起因して、日本は変わることが苦手で、変化の対応にも少々時間がかかリます。しかしみんなの心中には、「変わってほしい」「誰か変えてくれ」という思いが、ふつふつと募っているのではないでしょうか。そんな時こそ、B型的な英雄が望まれているのかもしれません。
今まさに、世界中が大変革の時代を迎えておりますが、日本は、あいも変わらず膠着状態のように見えます。さて、ここらで、B型スターが現れてもいい頃ですね。
B型のそこのアナタ、そう、アナタの出番ですよ!