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A型が断捨離するとき


何年か前から、『断捨離」というのが世間でよく言われるようになりました。


断捨離とは、そもそもはヨーガの行法からきているのだそうで、断行(余分に入る物を断て)、捨行(必要の無い物は捨てよ)、離行(物への執着から離れよ)とあり、これら3文字を合体させて断捨離とし、世の中に広まっていったとのことです。(やましたひでこさんの発案)


これがきっかけなのか、テレビやyoutubeでもプロの"お片付けっぷり"が特集されたり、片付け方の本なども流行しているようであります。それに、聞くところによると、世の中、片付けのできない人々が増加しているらしいのです。


そういえば、血液型で考えた時も、以前なら、「片付け上手は何型ですか?」と聞かれたら、「A型です!」と即答したものですが、最近はそう言っても信じてもらえないほど、例外が多いのです。

「私A型だけど、全然片付けられないんですけど」

「主人の書斎ったら、足の踏み場もない程散らかっていて、A型が片付け上手なんて間違いでしょ?」

そんな話しが次々舞い込んでくるのです。

果たしてどうしたことかー。


しかし、A型が整理整頓上手というのは、これまでの研究結果からも間違いはないはずと、断言したいのです。そもそもA型が、なぜ片付け上手かというと、彼らは、ある枠の中に物事を収めるのが非常に得意なのです。その上、隅々に至るまでの目配りがきめ細やかで、四隅をキッチリ折り目正しく整えることができるため、見た目も整然と美しく、すると同じ場所を他の血液型の人が片付けた時とは一目瞭然、はっきりと違いが表れるのです。


ところが、そのA型さんさえもが、片付け下手になっているというのが世間の実体のようです。なるほど、よくよく考えてみればそれも仕方がないのかもしれません。だって本当に、現代人の生活スタイルは物が多くて、好むと好まざると、ちょっと油断していると、余分な物がどんどん部屋に入りこんで来るのです。


A型は、枠の中に収めるのが得意と書きましたが、それはつまり、枠の外は気にしないというところもあるのです。自分自身で"ある範囲の枠"を定めると、そこだけは完璧にキッチリさせるという感じです。それは自分が手に負える範囲ということになります。したがって、「自分の車の中はキレイにしているけど、部屋の中はすごいことになってる」とか、オフィスのデスクの上はグチャグチャなのに、引き出しの中はきちんと整頓されている」なんていうことになるわけです。


前出の、A型ご主人に呆れている奥様の話しも、よくよく聞いてみると、実はそのご主人、若い頃は周囲が感嘆する片付け上手で、仕事の資料だってアイウエオ順にきっちり並べる、几帳面な人だったそうなのです。ところが歳を増すごとに、資料はどんどん増えていき、忙しさで時間は無くなり、ついには片付け放棄に至った…そしていつの間にやら、"片付け下手人間"というレッテルを、奥様に貼られてしまったというのが真相のようです。


なるほど、今のように物に溢れすぎた世の中では、さすがのA型さんも、お手上げということのようです。するとやはり、『断捨離』思想というのは、誠にもって現代人に必要なことなのでしょう。私としては、A型さんの片付け上手をぜひ復活させたいと願うので、すると、"A型が片付けられる枠内"というのがひとつの目安になるわけだから、物の量はA型に決めてもらうと良さそうですよね。


…いや、しかしそれでは、ほとんどの物を捨てられてしまう可能性が…。断捨離を提唱したやましたひでこさんの血液型は確認できていないのですが、A型だという噂を聞いたことがあります。最近聞いた話によると、やましたさんのお家は、引き出しの中でさえ、ほとんど物が無いのだとか…。断捨離を遂行するうちに、ついには"空(から)"っぽになってしまったというのです。さすがにA型でなければ、それほど潔く、何もかも思いきって捨てられないにちがいない、、と思うのです。


"空"といえば、お釈迦さまの究極の教え。断捨離とは、なかなか奥が深いようです。あなたがもし、部屋の断捨離を本気で考えるなら、A型さんに捨ててもらうと、空の域に達することができるかもしれません。

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