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Chieko.I

日本人総ミーハー現象を血液型で分析すると


雑誌やテレビで「○○ランキング」というのをよく見かけますね。血液型も例に漏れず、そうした要望がしばしばありました。

「一番○○しやすいのは何型ですが?」

「△型と一番相性がいいのは何型ですか?」


しかし、そんな明確な順位なんてつけられないし、そもそもそれを知っても、みなさんの役に立つことはあまりないだろうというのが、正直なところです。


ただ、血液型が面白いのは、一見同じに見える人々の行動でも、その理由や事情が血液型ごとに違っているというところです。先日もある取材で、「どの血液型が一番ミーハーですか?」と、ランキングを問われました。


そもそも"ミーハー"という言葉の語源は何だったかと調べてみたら、だいぶ古くから使われていたようですが、原説はいろいろあっても、要するに、「流行をむやみに追いかける軽薄な女子たち」ということで、けっして良い意味ではなかったのです。


しかし近年は、流行を追うのはあたりまえという価値観が急速に高まり、いつの間にか「トレンド」なんていう、カタカナ英語にすり替えられちゃったようです。


そしてテレビの普及や広告媒体の勢力によって、"流行=トレンド"は知ってて当たり前という風潮を考えると、良くも悪くも、もはや日本中の人々が"ミーハー"だと言えそうです。そるとそんな中で、血液型によるミーハー事情があるのでしょうか。


たとえばO型は、集団においての力関係を非常に重要に捉えているので、「力」への憧れは人一倍強くなります。現代社会においては、有名、著名であるということが「力」の存在の大きな要素でもあるわけです。


もちろん、自分が有名人になり、「力」を得るのが理想なのですが、自分にはそれが叶わないと思うと、憧れの有名人を追いかけたりする"ミーハー"に走ることがあります。また、そうした社会構造の力関係に関心が高いので、流行の成り行きには敏感になります。


A型は、日本では人数が多いせいもあり、社会の流行を支える陰の立役者とも言えます。A型の人たちは、社会や組織の集団意識の重要性をよく理解しているのです。


しかしそもそも慎重なので、世の中で少し変わったことが目立ったぐらいではすぐには飛びつきません。ところがそれが、ジワジワと社会に浸透するにつれ、その波に乗り遅れてはいけないという衝動にかられ始めます。そして我も我もと、A型の人たちがトレンドに参加し始めて、一気に流行が広がるという現象が起こります。


さてB型ですが、B型の場合は、いつも言うように、そのB型が何に関心が高いかによって大きく個人差があります。ただ、多くのB型は、"目立つ"こと"面白い"ことには、取りあえず敏感に反応します。ですから、世の中でことさら目立った動きを見せる流行には、面白がって飛びつくことはままあることです。


最後にAB型ですが、AB型は、中では流行を追いかけない方かもしれません。もちろん、A型面とB型面の両方の要素が内在しているので、どちらにでも振れる傾向があるのですが、いずれの場合も、始めのうちは批判的目線のことが多そうです。


しかしだんだん、「知ってみたら結構面白いかも」という感じで、徐々にはまっていくところがありそうです。だいたいは、単独でミーハー的になるというより、友人などに引きずられているところがあります。


「血液型別ミーハー分析」、いかがでしたでしょうか。


情報が即座に拡散するインターネット時代。日本総ミーハー現象のパワーを、もっと素晴らしきことに活用してみたらどうかと思うこの頃。自然への回帰、あるいは平和への祈りなど、未来の大切なことに向けて、日本のミーハーパワーを発揮させたいものであります。


 


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