もしもお金がいらない社会だったら、あなたは何をしますか?
- Chieko.Ichieko
- 4月5日
- 読了時間: 5分

この世知辛い世の中、何をするにもお金が必要です。
なぜそんなことを言い出したかといいますと…私はよく、それはもう、AB型らしくと言ってもいいのですが、「ああなったらいいのにな」「こうしたらもっと便利になるんじゃない?」と、ふとした思いつきでとりとめのない空想を広げてしまうという、ヘンなクセがあるのです。それでたまに、「これは絶対素晴らしいアイディアに違いない!」と自画自賛することがあり、友人知人に話して聞かせるわけです。するとまあ大抵は、無残に却下されてしまいます。そしてその却下の大きな理由というのが、「お金があればね!」ということなのです。
「ああ、お金があれば…」
これは人生の中で、度々突きつけられる現実でもあります。そしてこの現実は、「お金さえあれば、何もかも手に入る!」というような幻想に、現代人の我々を陥れているような気がします。つまり、『お金』があれば何でもできるけど、『お金』が無ければ何もできない…。言い方を変えれば、『お金』が、私たちの自由を束縛し、制限している犯人だ、ということにもなるわけです。
お金のことをそんなに恨んでいるわけではありませんが、そんなふうに考え始めると、楽しいことを想像することさえ、「そんなくだらない事を考える時間があるなら金を稼げ」、などと言われそうな、『お金』中心過ぎるこの社会。何だか、怒りにも似た思いがしてまいります。そこで自由をこよなく愛す私は、お金なんぞに縛られてたまるかと、このように想像してみることにしました。
もしも、お金が必要のない世の中だったとしたら?私たちはいったい、どんなふうに生きるでしょうか?そしてそれは、どんな世の中になるのでしょう?
とまあ、私のAB型的空想グセが、フル回転するわけですが、ここでちょっと、それを血液型的に想像してみようと思います。血液型の気質というのは、素材のようなモノなわけですが、それがどのように発現されるかは、やはり環境などの周囲に影響されるところも大きいのです。すると、それぞれの特徴傾向といっても、現代社会の価値基準に影響されているところが多分にあるということです。
「もしも世の中にお金が必要無くなったら、各血液型はどのように振舞うだろうか?」
まずは、もっとも現実に沿う生き方をするO型さん。O型の場合は、実に明快で分かり易いように思います。世の中にお金が必要無くなったら、O型本来の姿に素直に戻るのではないかと想像します。それはきっと、大地や自然、命あるものを慈しみ、ただ純粋に、愛の溢れる温かい人となるに違いありません。そして自分を表現するのが得意なO型は、芸術や音楽、小説家などの道を究めていく人が、もっと多くなるに違いありません。きっと、O型のロマンチック性がもっと率直に表現されるかもしれないな…。良き仲間を集め、政治的リーダーシップを積極的にとる英雄的存在もどんどん現れるかもしれません。
そしてA型さんはどうでしょうか。A型の本質を表すキーワードは、「秩序」や「使命感」「思いやり」です。誰かの、何かの役に立ちたいという思いが具現化することは、A型の生きがいでもあります。ところがそれも、お金という制限のある現代社会では、とかく自分と家族を守ることに始終しがちになってしまうのです。そんな制限が取り払われたあかつきには、A型の使命感や思いやりは、地域、国、世界、人類へと、もっと無限に大きく広がっていくのではないでしょうか。A型の最大の特技であるモノづくりの完璧さ、工夫改良の才は、ひたすら世の中のためになるよう働くだろうと想像できます。
さて、B型さん。B型は、どんな時代であろうとわりと自由に生きていけるように思えますが、案外『お金』にとらわれている事も多いのです。B型の場合、「自由でいたい!」「好きなことをしたい!」「束縛されたくない!」という思いが強くある分、それにはお金が必要だ!という実用的考えにたどりつき、"お金第一"になることがあるというわけです。「(自分の興味以外には)ドケチ!」なんてレッテルを、家族から貼られているB型も多いかもしれません。そんなB型が、お金のない世の中になったら?それはもちろん、今まで以上に何十倍も、自分の好きなこと、ワクワクすることに没頭していくんでしょうね。世の中の全てのB型が、そんな究極の熱中度で動き始めたら、いったいどれほどのスゴイ発見、スゴイ発明が行われるかしら…。
そしてAB型さん。AB型のこととなると自分自身に重ねざるを得ず、あるいはその二面性のせいか、複雑で少々悩みますが、まずは、「お金の要らない世の中になったとしたら、私はどうするか?」と自問自答してみました。すると、お恥ずかしいことに、"好きなだけ寝ている"自分が、即座に思い浮かんでしまいました。(笑)…いやしかし、これもAB型的にはあるかもしれない…。世の中がお金の呪縛から解かれたら、体質的なこの慢性脳疲労をまずは癒したい!とにかく安眠させてくれ!と、私に共感するAB型がいてもおかしくありません。まあ、ゆっくり休んでリセットしたあかつきには、AB型だって本来の自分らしさを取り戻してい来ますよね。(たぶん…)
たとえば、「お金にならないようなボランティアばっかりやって…」などと、周囲からお叱りを受けることもなくなり、奉仕したい心を存分に差し出すことも可能でしょう。またAB型は、エッセンスを抜き出したり組み合わせたりしてコーディネートすることが得意ですが、お金という制限が外された社会になると、各々のアイディアを自由に交換できるようになると想定します。するとその組み合わせや可能性は無限大に広がっていくに違いなく、その時こそAB型の腕の見せ所!となるかもしれません。
さて、いかがでしょうか。今のところ「お金の要らない世の中」は、そう簡単に実現しないかもしれませんが、それって、なかなかステキな世の中になりそうだと思いませんか?
みなさんも、いちど想像してみてください。
「もしもお金の要らない世界だったら?」
あなたは、何をしますか?どんなふうに生きたいですか?