誰でも、自分の話しを親身になって聞いてくれる人には好感を持ちますが、この聞き上手というのにも、血液型の傾向が大いにあると考えています。
そこで以前、こんなアンケートをとったことがあります。
「あなたは友だちと会っている時、相手の話しを聞く側になることが多いですか?話す側になることが多いですか?」
すると結果はどうだったでしょう。なんと、全体の7割近くの人が、
「自分は話しを聞く側だ!」
と回答したのです。
世の中、相手の話しをうんうんと聞いてあげる人々がそんなに多いとは、ちょっと信じがたいのですが...。
まあ、これは自己申告ですから、実体はどうであれ、少なくも本人自身は
「話すより聞く方だ」
と思っている人々が、日本では断然多いのだということが分かったわけです。
では、ホントのところはどうなのでしょう?
これに関する詳細な調査は少々難しそうですが、米国でのある情報が、ある面でヒントを与えてくれるので紹介しましょう。
以前、英語版の著書(You are your blood type)という本を出版した時のこと、共同著者のAlexander Besher氏は、米国カウンセラーの血液型調査を行ってくれました。すると100人のカウンセラーのうち8割がA型だったという結果になったのです。
さて、この異常な偏りはどういうことでしょう?米国に留学していたある日本人男性が、こんな報告をしているのを聞いたことがあります。
「米国人は、自分のことは話したがるけど相手の話しを聞かない人が多いんだ。僕が訪問販売の仕事をした時、とても良く売れたんだけど、それは、訪問先のおばあちゃん達の世間話しを、たくさん聞いてあげたからなんだ」
なるほど、米国では、自分の話しを聞いてもらいたい、話したいという人々がたくさんいて、そうした需要によってカウンセリングシステムが発達した、とも考えられるかもしれないんですね。
じゃあ、聞いてあげる役は誰がやるの?...となると、米国人は、O型、次いでA型の順で9割を占めますが、その気質傾向とおもり関係から予測すれば、自分の事を話したいのはO型さん、それを聞いてあげる役がらはA型さん、というセオリーが見えてきます。要するにセオリー通り、A型さんがカウンセラーの役柄を買って出ているということになりそうです。
もちろんA型が、いつも相手の話しを聞いてあげる人々というわけではないでしょう。しかしA型は、それが自分の仕事だと使命感を持ったとき、あるいはそうしようという意志を持ったときは、やはり優れた聞き役になれるのです。
カウンセラー資質というのは、一にも二にも、クライアントの話しをどれだけ親身に聞いてあげられるか、というのが大事です。他人の取り留めの無い話しに、永遠に耳を傾けていられるというのは、それがたとえ仕事でも、想像以上に忍耐力のいるものですよね。
わたしも仕事上、あるときはカウンセラーのような意識を持つ必要があるわけですが、わたしなど、そのあたりは全く根性無しで、そういう資質に全く欠けていることを、日々思い知らされるのです。
しかしA型さんは、見事にその任務を全うするのです。そういう時のA型の徹底ぶりは、恐らく他の血液型には真似ができないのではないでしょうか。
そう考えると、本当の聞き上手は、A型に違いない、というのがわたしの結論になります。皆さんの周りのA型さんはどうでしょうか?あなたなりに、ぜひ観察してほしいと思います。
それにしても、実体とはかけ離れているように見える日本のアンケート結果は、いったい何を意味するのでしょうか?これについては、別の検証が必要のようですね。
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