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料理も調理加工の途中経過で、刻々に姿を変えるように、性格料理も、一生、調理をしつづけるべきものです。
性格は幼少期、青年期、壮年期等々、年代によっても、社会の新人時代、中堅時代、年長時代などの時期によっても変わります。また、場所によっても状況によっても変わります。性格のTPOといってもよいのです。よくいう外面、内面なども、その一例です。
この性格のTPOによる違いをいくつかご紹介しましょう。 |
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◎ 各血液型の情緒傾向 ※参照)各血液型情緒曲線 |
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O型は一般に情緒安定の性格と見られています。しかし環境のプレッシャーが高まり、それがついにある限界を越すと、突然、情緒が乱れに乱れ、大メロメロになる人が多いのです。
A型は、それと逆に心配性苦労性の人が多く、プレッシャーが高まるにつれ、情緒不安定の傾向が増大します。ところが、それが、ある限界を越すと、突然開き直って落ちつき、冷静になる人が目につきます。
B型は気分屋、お天気屋、一般に感情のゆれ動くほう。しかし、そのゆれ動き方は、環境の圧力にかかわらず、ほぼ一定で、ある意味では一番情緒安定といえなくもありません。
AB型は、極めて冷静クールな面と、不安定どころか、全く突発的気まぐれ気ままな情緒性を見せる面の二面があり、時に応じて、その二つの面をスイッチしている感じです。
これら4つの傾向のどれかを、情緒安定、あるいは不安定と決めることなど、とてもできないことがわかるでしょう。 |
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◎ 時代や社会環境でも変化する各分野の血液型分布 |
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人間は社会的動物です。社会のあり方が変われば一人一人の行動や考え方にも影響を及ぼし、逆に1人1人の行動や考え方の集結が、社会の動向にも影響します。社会と人は常に相互作用をしているのです。
次の例は、社会背景の変化による衆議院議員の血液型分布の推移を示します。 |
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(表3)衆議院議員の血液型分布の推移 |
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| 調査年度 |
O(%) |
A(%) |
B(%) |
AB(%) |
調査数 |
| 1978年 |
36.0 |
30.9 |
18.3 |
14.8 |
453人 |
| 2005年 |
29.6 |
34.7 |
23.5 |
12.1 |
429人 |
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1980年代までは、O型、AB型の衆議院議員の多さが目立ちました。その当時までの日本の政治は派閥政治であり、人との力関係を巧みに扱えるO型や、人の調整能力に長けるAB型の能力を生かしやすい環境にあったと言えます。しかし、社会の変化に伴い、派閥政治に対する批判から、徐々に派閥性をなくす動きが強くなってきました。そして現在、O型とAB型が減少し、政策派のA型とB型が増加する傾向として、社会現象の変化を色濃く反映する結果となっています。 |
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このように性格行動はダイナミックに変わるもので、しかし、その変り方には血液型特有の傾向があるのです。そのことは、性格は努力によって変えられるものであるということでもあります。
さらに性格は、その形成過程において多重構造をとって行きます。二重人格などは、むしろ単純な方だと言えます。たとえばO型の、ロマンチックと現実性の両面、A型の自己抑制と内面の烈しさ、B型の実用性科学性と情のもろさ、AB型の合理的思考とメルヘン的趣味などが、その一例です。
※参照)各血液型の性格行動の二重性
このように、性格は、一つや二つの言葉や形容で、とうてい決めつけられるものではないことを、くれぐれも、しっかりとわかって下さい。神経質などという言葉も、その例で、人間関係に神経質な人、周囲に神経質な人、自分の内部の気分に神経質な人、食べものに対し、衣装に対し神経質な人、すべて内容が違います。神経質の一語だけではとてもまとめられません。
私たちは、血液型による気質の基本傾向をとらえ、それがどのように性格行動に発現されて行くかを知ることが必要なのです。
従来の性格の見方では、この性格の変動性や多重構造を無視し、特定の性格用語で人間を決めつけて来たために、人間性を正確にとらえることができず、性格の科学や人間科学の発展を大きく阻害して来たとも言えるのではないでしょうか。 |
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